私が働いている会社の社長は仕事をしない、会社は大丈夫? 社長は仕事をしないもの?
こういった疑問にお答えします。
記事を書いた人
こんにちは、LEO(レオ)です。僕は中小企業の現役経営者で、今年で5年目です。
立場上、たくさんの社長と話す機会がありますが、十人十色というように社長といえども実に様々な考えを持っています。
今回のキーワードは「ダメ社長」の傾向について、解説していきますが、僕の周りでもごく一部ですが、「そうなのかなー」っていう人はいますね。
ぜひ参考にしてみてください。
ダメ社長の3つの傾向
早速ですが、ダメ社長の3つの傾向は以下の通りです。
ダメ社長の3つの傾向
- 社長しか責任を取ることができないことを自覚していない
- 会社は社長が決定したようにしかならないことを知らない
- 強い“覚悟”を社員に示すことができない
あなたの会社の社長に以上のことが当てはまるのなら、ダメ社長かも。
刻一刻と会社は倒産へと進んで行っているかもしれません。
その理由を詳しく解説していきます。
社長しか責任を取ることができないことを自覚していない
会社の責任は誰が取るの?
答えは、会社のトップである社長がとることになります。責任をとることは会社トップとしての重要な仕事です。
しかし、ダメな社長であるほど理解していません。ことあるごとに失敗を部下に押し付けたがります。
ここが「ダメ社長」か否か分かれるポイントになります。
それでは「責任をとる」というのは具体的には何をしたらいいのでしょうか?
答えは、「経済的に損をする」ことです。
例えば、ご自身が運転する車がこちらのミスで事故を起こしたとして、あなたならどうしますか?もちろん相手に謝罪することになると思います。しかし、それだけでは事態は収拾がつきません。
この場合の正しい責任の取り方は、「車の修理費を負担すること」「相手の治療費を負担すること」になります。責任のある人が経済的に損することで相手も納得してくれます。
上記と同じように、会社を運営している社長は責任者となり、責任をとれるのはトップである社長にしかできません。
そもそも社長と社員では、とるべき責任が違います。
社員の仕事は、社長が決めたことを実行すること。会社の方針を実行したことにより、実績や成果が得られれば、それは社員のお手柄です。
そのため、「実施責任」は社員にあります。
最終的な責任は社長しか取ることができないということを自覚ができていなければ、「ダメ社長」と呼ばれても仕方ありません。
会社は社長が決定したようにしかならないことを知らない
経営状況が悪いとき、「ダメ社長」は外部環境が原因と考えています。
「景気が影響している」「人手が足りない」など、社長自ら経営力がないことを言っているようなものです。
会社の経営状況が悪いのは、外部環境のせいではなく、社長が「変わらない」と決めたからです。社長はめまぐるしく変化する環境に合わせ、会社を変えていく必要があります。
しかし、社長自身が「変わらない」と決めたのであれば、後は潰れるのを待つだけです。
会社は社長の決定でしか動きません。
「やる」と決めたら徹底的に、「やらない」と決めたら振り返らず、きっぱりと切り替えることが、現代の社会でかじ取りしていく秘訣と言えます。
強い“覚悟”を社員に示すことができない
社長は、社員の誰よりも、無理を承知で頑張るという姿勢と覚悟を社員に示すことが重要です。
それは、社員の中には結婚して子供をもつ人も多いと思います。
子供たちは、いつまでも小さいままではなく、成長していきます。
成長すれば養育費もかかってきます。給与が上がらなければ、養育費を払うことができません。
会社は、社員の給与を上げるために、なんとしてでも売り上げを上げ、利益を出し続ける必要があるのです。
しかし、「ダメ社長」に限って、社内の誰よりも頑張らない。
中には社長室から出てこない人、社員とのコミュニケーションをとらない人もいます。
そんなことでは、社内のモチベーションも下がり、社員は離れていきます。
そんな社長が社員に指示したとしても誰も動きません。
社長は社員のために、社員の誰よりも働き、誰よりも成果を出す姿勢を見せ、覚悟を示す。
これが理解できない社長は、やはり「ダメ社長」と言われても仕方ありません。
転職 or 独立
あなたが務めている会社の社長が、この「ダメ社長の3つの傾向」に当てはまるのなら、はっきり言って転職または独立をおすすめします。
理由は繰り返しますが、確実に会社は潰れる方向へと進んでいるからです。
今のところにいてもマイナスしかありません。
自分でやりたいことを決め、準備し、行動に移る。
そうすることで、最初はうまくいかない時もありますが、続けていれば何かを得ることができます。
自分が動かないと環境は変わらないので、是非おすすめします。
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まとめ
ダメ社長の3つの傾向
- 社長しか責任を取ることができないことを自覚していない
- 会社は社長が決定したようにしかならないことを知らない
- 強い“覚悟”を社員に示すことができない
ダメ社長だった場合は、転職か独立を検討しよう
この記事を読んでいる方は少なくとも危機感をかんじているのではないでしょうか。
そんなあなたは、向上心がある方だとおもいます、間違いなくどんどん成長できます。
可能性は無限大!今からでも遅くありません。
「やるなら徹底的に、やらないなら早く切り替える」を実践してみてください。
応援しています。