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【最新】中小企業の社長の年収は?資本金別や業種別で平均年収を調べてみた

2020-03-18

社長の平均年収

こんにちは、れおしゃちょーです。

僕は、大学卒業後、2年目で経営者となり、現在8年目になります。

今回の記事は、、、

読者の疑問

中小企業の社長の平均年収ってどれくらいなんだろう?

上記のように気になる方へお答えします。

本記事の内容
  • 中小企業の社長の平均年収を知ろう
    • 中小企業の全体の平均年収
    • 資本金別の平均年収
    • 業種別の平均年収
  • 参考にした本の紹介
記事を書いた人
LEOBOXプロフィール2022
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僕は仕事の一環として、経営者の方や企業を考えている方と積極的にコミュケーションをとるようにしています。

なぜなら、経営者の考え方は人それぞれなので、お話を聞くだけでいい刺激になるからです。

積極的にコミュニケーションをとる中で、「役員報酬は年間どれくらいに設定していますか?」とよく聞かれます。( ※役員報酬・・・役員に対する給料 )

理由は、二通りあって

  1. 起業を考えている方・・・「経営に差し支えない程度の適正な金額に設定したい」
  2. 経営者・・・「相場を把握し、それを参考に見直しを図りたい」

上記のような理由から聞かれることが多いです。

実際、僕も役員になったばかりの頃、自社の業績などから計算し、適正な役員報酬を調べて見直した過去があります。

役員報酬の性質上、多くもらいすぎて業績が悪化してもダメですし、少なすぎても役員のモチベーション低下につながりますから、納得できるような方法で適正な金額を知っておく必要がありました。

(※役員報酬は従業員の給料とは違い、月々の報酬金額は一定になります。)

業績を基準とした役員報酬の計算方法も記事にしていますので、参考にどうぞ。

ということで、今回は、中小企業の社長に絞りこみ、参考のための平均年収を調べてみたのでご紹介していきます。

この記事を読むと、資本金別、業種別で社長の平均年収がすべてわかります。

それでは解説していきます。

中小企業の定義

ランプ注目
中小企業の定義
そもそも中小企業とは?

企業には、資本金や出資金、社員数などを基準にクラスが分かれており、大きく分けると

  • 大規模企業者(=大企業)
  • 中規模企業者(=中企業)
  • 小規模企業者(=小企業)

上記の3つに分類することができます。

大企業を除いた、中企業と小企業を合わせた総称が『中小企業』です。

中小企業の定義について

つぎに、中小企業の定義について、中小企業基本法の定義を載せておきます。

中小企業基本法の定義
中小企業基本法の定義

業種によって、中小企業の定義が違いますのでご注意ください。

上記の中小企業基本法の定義を深堀りすると『小規模企業者の定義』というものもあります。

  • 製造業その他 ・・・ 従業員20人以下
  • 商業・サービス業 ・・・ 従業員 5人以下

中小企業の社長の平均年収は?

平均年収
中小企業の社長の平均年収を知ろう
結論

結論ですが、中小企業の社長の全体の年収は、約1700万円でした

1カ月あたりの役員報酬は、約141万円になります。

なぜ、年収が1700万円なのか?

その理由は、日本企業の99.7%が中小企業であり、その内の小規模事業者が84.9%中規模事業者が14.8%、と圧倒的に小規模事業者が多い状態です。

事業規模が小さければ小さいほど社長の年収も少ないため、以上の結果となっています。

大企業が0.3%というのは驚きです。

下の図は、中小企業庁が作成した「2019年版中小企業白書」の一部を抜粋したものです。

小規模事業の数が多いということは、それだけ平均が下がるということで、今回の結果は頷けます。

資本金別の平均年収

資本金別で平均年収
資本金別で平均年収
そもそも、資本金とは何か?

資本金とは、事業を円滑に進めるために、株主が会社に出資した金額のことです。

会社を設立するにあたっての運転資金だけでなく、新規事業を立ち上げる際などに資金が必要になったとき、株主や投資家から調達した資金も資本金に分類されます。

資本金別で平均年収について

それでは、上記の資本金別で平均年収を見てみましょう。

資本金が高ければ高いほど、平均年収も高くなっているのが分かります。

理由は、「資本金が多い=企業規模が大きい」からです。

例えば、考え方としては以下のとおりです。

  1. 企業規模が大きい
  2. 製品・商品が多く、売上高も多い
  3. コスト(経費)もかかるが、利益もそれなりに高くなる
  4. 利益が多ければ、従業員の給料や役員報酬に還元する
  5. 給料・役員報酬が高くなると、モチベーションアップにつながる

考え方としてはシンプルですが、簡単にまとめると上記のような会社がほとんどです。

平均年収の金額は、『2019年版「役員報酬・賞与・退職金」中小企業の支給相場』を参考に算出した金額になります。(後述の「参考にした本で紹介」でご紹介します。)

つづいて業種別の社長の平均年収です。

業種別の平均年収

業種別の平均年収
業種別の平均年収
結論

結論としては、製造業がダントツの2,250万円となりました。

理由としては、日本の製造業は世界と比べてAIやIoTなどのIT化が進んでいないため、競争力という側面からも衰退していると言われていますが、日本製の自動車や家電など、高品質・高性能を武器に、日本のブランド力はまだまだ衰えていないのが理由です。

ランキングは次の通りです。

  1. 製造業・・・2,250万円
  2. 卸・小売業・・・1,875万円
  3. 建設業・・・1,584万円
  4. その他・・・1,524万円
  5. サービス業・・・1,512万円

2020年以降はITやインターネット広告、エンタメ、スポーツ業界が中心となりサービス業や建設業は、10年以上伸びるといわれています。

これからも市場は伸びていく一方ですから、期待したいですね。

参考にした本の紹介

「役員報酬・賞与・退職金」中小企業の 支給相場

国内の役員の報酬・賞与・退職金などの内容や最新の情報が詳しく乗っているため、この記事を書く際も参考に金額を計算しました。

僕自身も普段から参考にしており、金額や運用方法などの最新情報も記載されているためとても参考になります。

まとめ

社長の平均年収
社長の平均年収

今回は、中小企業の社長の平均年収をご紹介してきました。

内容をまとめると以下です。

中小企業の社長の年収は、1750万円 資本金が高いほど、年収が高い 業種別ランキング
  1. 製造業・・・2,250万円
  2. 卸・小売業・・・1,875万円
  3. 建設業・・・1,584万円
  4. その他・・・1,524万円
  5. サービス業・・・1,512万円

是非、参考にしてみてください。

今回はここまでです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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LEO ( れお )

経営者兼副業ブロガー【経歴】23歳から会社経営 ▶︎ LEOBOXを運営開始 ▶︎ 香川在住の30歳 ■ ビジネス・ブログ関連・映画などお役立ち情報を発信しています。

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